すごい話しをしようと思う。
アーティストと社会について…
「アーティストと社会は共に存在できるとは思えない。」
アーティストとしての父を意識するにつれ、この様に考え始めた。もちろん、社会が存在しなければ、アーティストも存在しない。ただし、現代アーティストはもう既に自分達の価値と使命を忘れかけている。
ある日、父はいった…「俺は成功をしたい。この世で、芸術家にとっての成功ては何か、それは、金と地位を持っているという事だ。わかるか?」…
「わからん」、と私は心の中でつぶやいた。…自分が尊敬してきた父の口から吐き出たこの言葉は私のこころに雪を降らせた。なぜ金なのか、なぜ地位なのか…私の中に生きているアーティスト達は、社会に存在する、人の心をダメにするモノを皆に知ってもらう為に、色んな形に反映し、人の心を美しくする、という社会のキャラクターだと思い続けていた。
ツリーハウスクリエーターの小林崇さんの「TREEDOM」という本がある。中で小林崇さんはこう言った「人付き合いが上手くて、営業もできないとアーティストではいられない。でも、そんなのアーティストじゃないと思う。」小林崇さんとパチパチ花火の写真をバックに、この一言がはじけていた。
全ては、よい名誉、あるいは、よいスポーツカー、よい別荘の為。…バカくさい。
アーティストは何か輝くものを見つけ出す、でも、それは名誉やスポーツカー、別荘などではないと思う。
狭い価値観の社会は、アーティストをくさくした、でも、この様な社会があるからこそアーティストいう者達が現れた。
…
もう寝る。自分でも分け分かんなくなった。
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