最近、日記更新率が高い。

日常の記録しておきたい一瞬のシーンがたくさんあるのに、紙とペンを常備してない。

なので頭の中でペンを走らせ、今こうして頭の中のページを読み返す。

紅芋を買ったさっきのローカルスーパーでの一瞬の出来事。一瞬でもないか。

近くの露店で、手抓饼（日本語で何と言う？クレープ？）を買って、
お行儀の悪い事に、それを食べながらスーパーで買い物をしてしまった。

夕飯の材料にと、生鮮食品売り場でお肉を選んでると、目の前のお肉のお兄さんと目が合う。

彼の視線の先は、大きなお口に貪られてる手抓饼とお肉を選ぶ私の姿。

私の視線は、お肉から彼の笑顔にゆっくりと移る。

「見られた！」

思わず俯き、頬を赤らめ、お肉に伸ばした手を引っ込め、私も笑顔で誤摩化し、進路を変えた。

お肉以外の材料をかごに納め、手抓饼も無事に胃袋に納め、何事もなかったかのように、ふふ〜ん♪とした足取りでいざ！生鮮食品売り場へ。

またお兄さんと目が合う。

「吃好了吗？（食べ終わったの？）」

と一言。

「へへへ。吃好了，吃好了。」

と私。

嗚呼、丢脸了。。。（嗚呼、恥ずかしい。。。）

お互いニヤニヤしながらバイバイ。


こんな一瞬の出来事だったのだが、後から段々とほっこり、くすぐったい気持ちになっていった。

中国人は、誰しも構わず気軽に話しかけてくれる人が多い。

タクシーの運転手さんも、マンションの守衛さんも、バスを一緒に待ってるおばさんも、露店の店員さんも、一緒に信号待ちしてる隣の人も、トイレの順番を待ってる前の人も。

一瞬の出会いと別れだけど、あとからふふふと笑顔になります。

あぁ、素敵。ありがとう。